俺の中で仕事への意識を変えてくれた1つの言葉

仕事観

頭を抱える

 

 

色んなビジネス書だとか自己啓発書がありますが、その中でも「〜な言葉」という本が結構好きでした。
その理由は、わかりやすいから。

わかりやすいというのは、内容もそうですし、また内容の有効性もそうですよね。

色んなテクニックだったり考え方だったりを長々と何章にもわたって書いてあるよりも
こういういくつかの言葉を紹介して、その解説が少しだけ載っているくらいのほうが
非常にわかりやすいんです。

内容を理解するにも、その内容が自分にとって有効そうかどうかも。

そんな中でこんな本を買ってみたんです。

 

 

 

 

死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』

100個も載ってるなら、どれか1つくらい琴線に触れる言葉があるだろうと
そんなに大きな期待もなく買ってみたんです。

そしたら見事にありました。

グッと来て、ガっと来て、ビッと来た言葉が。

 

 

 

 

何をするかより誰とするか

 

 

 

上司が嫌いで、会社を辞めたくてたまらなくなっていた時に出逢って衝撃だったのがこの言葉。

なるほどというか確かにと言うか
こんな言葉や考え方があるのかということに、ひたすらショックを受けました。

同じ仕事でもそれをやるのが誰か、誰と一緒にやるのかによって結果が変わってくる。
気の合う人となら上手くいく可能性も高いだろうし、嫌いな人とやるならぶつかってばかりでなかなか
成果に結びつかないでしょう。
こんな単純なことに気がつかせてくれた言葉。

逆に言えば、「嫌な仕事でもあなたとやるのならいい」とそんな風に思って貰える人に
自分がなること。
それこそは、仕事をしていく上で究極的なことなのかもしれません。

さらに、その解説の中で添えられていたもう1つの言葉にも深く頷かせられました。

 

あなたとやって失敗したなら仕方がない、と思われることがプロとしてのスタートライン

 

ミスを咎められたり責められたりすることを恐れて、ビクビクしながら仕事にあたっていた中
「あなたとやって失敗したなら仕方がない」とか、そう思われることがあり得るなんて
到底信じられませんでした。

ミスしたら怒られるのが当たり前で
それが仕事上のことならば大変なことになってしまう場合もある。

そう思ってきた僕にとって、「あなたとやって失敗したなら仕方がない」なんていう考え方があるなんて
衝撃的を通り越して決定的なダメージさえ覚えました

あなたとやって失敗したなら仕方がない

それは、つまり人為的な、あるいは単純な原因による失敗ではなくて
どうしようもないような外部環境の変化や流動によって結果的に失敗に終わったと言うことであり
つまりどんなに気をつけていても、この結果になるしかなかった。

相手がそう思っていることを示しているわけです。

そしてさらに、この結果によって相手から自分へのこれからの感情が変わるわけではないことも
同時に示唆しています。

失敗という結果に終わっておきながら、何という清々しい関係性でしょうか。

ミスというものをとにかく絶対的に悪と考えて、それを避けることにビクビクしていた頃の僕にとって
本当にこの言葉は強烈なものを持っていました。

誰かからこんなふうに思われることが果たして自分にあるのかどうか、
きっとまだまだでしょう。

しかし、自分1人でできることは限られている以上
誰かの力を借りてやっていくほうが、より大きな成果につながることも確かです。

だとするなら、その時力を借りたい人に「あなたとならやりましょう」と思ってもらえるようになること。

また、いつか自分の力を借りたいと思った人がいた時に、頼みたいと思ってもらえる人であること。

誰かと協力したほうが、大体いい成果に繋がる。
仕事をするにも何をするにも切っても切れないその事実は、つまり自分はどんな人でなければならないかという
真実にも繋がっているように感じます。

だからこそ、どう思われたいのか、またどう在りたいのか
普段の言動でそれを意識しておく必要がある、と。

一事が万事ってそういうことなんでしょうね。

あなたとやって失敗したなら仕方がない

いつか自分もそんなふうに思われてみたいものです。

っていうと何か失敗前提の話になってますかねw

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