新入社員の働き方―まずは迷惑をかけるのが仕事

仕事観

Head in Hands

photo credit: Alex E. Proimos via photopin cc
 

特に新卒で入社するような人に対して考えてほしい内容です。

 

新卒で入社するということは、よほど優秀な人でない限り大体仕事を一から覚えていくことになるわけですが、
それまでの間にどれだけ先輩や周りに迷惑をかけられるかが重要という話。

 

新入社員挨拶とかでは、「ご迷惑をお掛けすると思いますがよろしくお願いいたします」なんて
建前挨拶をするんでしょうけど、この「ご迷惑をお掛けする」ことに対して
特に日本の職場って病的なくらい過敏だと思うんです。

 

でも新卒で入ってきた学生を終えたばかりの人間が、迷惑をかけずにいられることなんて
まず不可能でしょう。

 

もちろん「できるだけ迷惑にならないようにする」という意識でいることはいいことだと思いますが
現実としては不可能です。

 

じゃあどうすればいいかというと

 

たっぷり迷惑をかけてしまえ

 

とそう思うのです。

 

迷惑をかけないようになんて思って無難に無難にやっていこうとしたって
逆に仕事は覚えられません。

 

 

新人だから迷惑をかけてはいけない

のではなくて

 

 

新人だから迷惑をかけるのは当然で

だからその分をどうやって取り返すのか
あるいはお返しするのか

 

それを考えるほうがずっといいと思うんです。

 

 

でもこれは別に新人に限ったことじゃないですよね。

仕事じゃなくても、街で生きてる以上どうしても誰かとの利害関係の中にあるわけで
どっかで誰かに迷惑かけてます。

それを認識して、「じゃあその迷惑を最小限にしよう」と思うのもいいんですけど

「じゃあ自分も誰かから被る迷惑に寛大になろう」と思えるようになるともっといいと思うんです。

お互い迷惑をかけるしかけられるし、そんな人間関係の中で自分だって人に迷惑かけてるんだから、
自分が迷惑の被害にあった時には被害者面するんじゃなくて、むしろ助け舟でも出してやれるようにする。

 

少なくとも自分だけでも、そんな気持ちでありたいですね

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