部下や後輩への「本を読め」というアドバイスに意味がない理由

毒吐き

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よく言われますよね。
上司とかからよく、「本を読め、そしたら成長できる」みたいな。

で、自分はこんな本を読んだだの、こういう本が出ただの、何か偉そうな感じで語ってくるわけですよね。

でも大体にして、そういうアドバイスを素直に聞いて急に本を読み出すような人はまずいないんじゃないかと思います。

言われてすぐ読むような本に抵抗のない人なら、そもそも言われる前からそれなりに読んだりしてるはずですし。

それに気づかないで、ただ「本を読め」とばかりを繰り返すようなアホな上司が何と多いことか。

バカの一つ覚えかってくらい、何回も言ってきます。きっと他に言うことがないんでしょうね。だから「本を読め」とさえ言っておけばそれっぽいことを言えてるように感じるんでしょう。

でも、そんなので伝わるはずはないですよね。そこに、「本を読め」ってアドバイスが全然伝わらない理由があると思う運です。

「本を読め」って言ってる本人のレベルが低い。

こういうことなんですよね。

だって「本を読め」ってアドバイスをするからには、言ってるその本人はたくさんの本を読んできたんでしょう。それでその効果を実感した上で、人にも薦めているんでしょう。

でもその割には、言ってるそいつは大した奴じゃなくね?

これが、このアドバイスに説得力も真実味も有効性も感じられない最大の理由なんです。

「本を読んだら成長できるぞ」って言ってる奴が全然大した奴じゃない。

だから、全然本を読むようなタイプじゃない人は、「本を読んで成長したんだろうあんたがその程度なら、別に読まなくてもいいよ…」って気分になっちゃうんですよね。

だからこのアドバイスが伝わらない。聞く気がしない。胡散臭い。

きっと多くの「社会人の先輩」が陥りがちなところだと思います。俺も気をつけよう…

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